IndexNo:162:元気な産地もあります。
6月下旬に鹿児島のある広域JAの出荷協議会に行ってきました。ここ5年で急激に伸びた産地のひとつで、4億の生産高をここ4年で倍の8億にしようとする目標を建て、生産者の方々が目の色をかえて、真剣に「決議文」を読まれていました。この業界では落ち込みを止められない状況が続き厳しい時勢にこれだけ元気な産地があると、市場側もそれに答えるように努力しなければいけません。指導者とそれを受ける生産者側の信頼がその産地をここまでにしてきていると感じました。間違いなくその産地は達成できるでしょう。なぜなら、生産者、JA、行政と協力体制がしっかりしていることが絶対の強みです。逆に、昔の栄光をいつまでも忘れられず、買い手のニーズに応えることができなければ、その産地は期待できなくなる。どんな時代でも「オゴリ」がつきものです。 |