IndexNo:166:伸びる得意先を開拓するのは私達の仕事です。
花き市場の成長というのは、お得意先にどれだけ優秀な生花商、生産者があるかということと深く関わっています。市場経営の成功には、商品、人材、そして取引先の質が大きく影響する。 しかし、どの業種であれ、よい得意先ほど、こちらの日々の経営努力や真面目さ、将来性などを問題にする。つまり、優秀な得意先と取引するためには、自社の経営が優秀でなければならないということである。 とりわけ、出荷先との関係には注意したい。ともすれば、買う方がえらく、買ってもらう方が一段下、という感覚をもってしまいがちだからであります。出荷先と買参人は、あくまで対等である。相手が三度頭を下げたなら、こちらも三度下げなければならない。私達、市場側の人間がえらそうにふんぞり返っているならば、頭の下げ賃まで請求したり、売れ残りそうな商品を無理に押し込んだりして、とても同じ業界で生活しているパートナーとしての付き合い方はしてくれないのです。 セリ、または取引の現場を見直し、価格やその他の条件だけではなく、市場の方針を理解して、取引先からの立場からさまざまな提案をしてくれるような市場かどうかの見極めが重要だ。そのようにして、私達市場が得意先のために行動を起こしていくことが大事なのです。是非、私達、全スタッフになんなりとお申し出ください。必ず、お役にたてることがあるはずです。 |