IndexNo:172:女性社員の能力を引き出す。

先日、宮崎市消費生活関係団体のご婦人方との会議に呼ばれ、色々な意見を聞いてきた。その中で、「最近の花々は値段が安くなってきたのはいいけども置いてある種類が変わりばえしない」「店員の接客態度がなっていない」「県内産なのか外国産なのかわからない」などの意見が多かった。やはり、野菜、肉類などの関係で外国物に非常に敏感になってきているのは事実である。逆に、褒めていただいた意見も多かったのも事実である。我々、花き業界は女性客がほとんどであるため、女性客のニーズにどこまで応えられるのかが今後の課題になるのは当然である。次回の会合にも呼ばれるため、ネット(Web)関係の話も聞いて、意見を頂けたら今後の事にも必ずつながると思う。

ほとんどの商売は、女性とのかかわりが多い。家庭での買い物は圧倒的に女性がする。生活という分野では、女性でなければ分からないことがたくさんある。また、決められたことを熱心に遂行しようという真面目さは男性よりも優れているように思えてならない。正社員、パートを問わず、人手として活用するだけではもったいないと思う。宝の持ち腐れである。これらは、私が知っている企業で女性だけで開かれている営業会議のことを考えると、お客様、生活者としての彼女たちの発言にもっと注目するべきである。

弊社では、電話を受けるのも多くは女性社員である。会社の問題点やお客様の要望など、私達ですら知らない情報をつかんでいるかもしれない。自由奔放に論議させると、驚くような意見が次から次へと飛び出すものです。いかに女性の力を経営の力として活かすか、今後、社長としての力量が問われることになるであろう。