IndexNo:189:今年も全員でチャレンジ

新年あけましておめでとうございます。昨年は、弊社ネット(Web)サービスをご利用いただき、誠に有難うございます、心よりお礼申し上げます。さて、今年もチャレンジの年として精一杯、足で稼ぎ、あたまを使い、皆様に有利な経営ができるよう努力する所存でありますので昨年以上のご愛顧の程お願い申し上げます。

さて先日、全営業社員と役員で私の家で飲み会(新年会ではない)をした。最後の個々の今年の抱負を聞いた。皆、殆どが今年の目標は挑戦(チャレンジ)することだった。チャレンジすることは苦痛だと思う社員もいたが、私はチャレンジは面白いと思わせたい。そのために、私に大事なことは前向きな失敗を称賛できる懐の深さがあるか、ないかが最も重要視されるだろう。

現場の活力を何で計るのかと言えば、何といってもいちばんハッキリ分かるのは、職場にチャレンジ精神があふれているかどうかであろう。人間というものは、慣れている仕事を慣れたやり方でしているのがいちばん楽である。ところが周りはどんどん変化しているから、こちらも変化しなければ対応できないことが増えてくるのだ。だからこそ多くの企業で「失敗を恐れずチャレンジせよ!」といったことが叫ばれているわけだ。

しかし、果たして積極的に挑戦したことに対して正当な評価が下されているだろうか?何よりも結果だけを見て評価していることが多いのである。まずは、慣れている仕事に甘んじている人よりも、何事にも挑戦するチャレンジ精神旺盛な人に対して、社長として会社として支援、協力を惜しまず、その勇気を讃える環境をつくり出すことが先決となると思う。結果を問題にしてはならない。具体的に言うと、大きく分けて次の三つの評価軸を持つことになる。①新しいことにチャレンジして、成果を出した②あたらしいことにチャレンジしたが、残念ながら成果が上がらなかった。③通常はミスもなく処理したが、新しいことにはチャレンジしなかった。もちろん、これがそのまま評価の高い順番でもある。

市場の役員はどうしてもリスクを先行させて考えがちである。やらせる前から『だめだ』と言うことが多いのであれば社員のやる気や積極性をなくしてしまうことになる。新しいものにチャレンジしていくことは、非常に難しく、莫大なエネルギーを必要とする反面、やりがいのあることでもあるのだ。本当の仕事の面白さはそこにあるといっても過言ではないのだ。