IndexNo:208:とある会社の慰安旅行計画
ある雑誌の記事についてお話したいと思う。ある会社が国内の温泉地に2泊3日の予定で慰安旅行に出かけた記事の話であるが、その記事を読んで思うことがある。花き市場ではもちろん慰安旅行が計画されると思う。果たして、全員で行くのか、半分づつ分かれて行くのか。どっちであろう。それを考えつつ、国内の5市場に電話して何気なく聞いてみることにした。どういうわけか5市場とも全員で行くとの事であった。 1年ぐらい前に新聞記事で読んだことが浮かんできたのであるが・・・。パイロットと副操縦士の食事はまったく異なるものだということ。それは何故だか理解できることでしょう。同じ食事をして二人とも食中毒でもなれば飛行機は落ちてしまうか、乗客の安全は保証されない。だから、別々の食事であるとのこと。 では、慰安旅行に当てはめてみれば、どうであろう。全員で行って、もし事故があれば花き市場の機能はストップする。荷主(出荷者)や買参人にしてみれば迷惑なことであり、ゼッタイにあってはいけないことなのである。たしかに全員でいけば楽しいものになり、思い出もたくさん作れることだろうが、販売する責任を考えれば二つ以上に分けて行く事が当たり前なのかもしれない。サービス業の根源は「お客様に迷惑をかけない」ことであり、私たちはいかなる壁も乗り越えて進まなければいけない。「できない」を「できる」に変えていかなければ、これからの市場発展はないのだ。 先日、21日にアクセス回数が10万HITを超えた。予想より3ケ月も速い数字で驚いているが、これも当社をご利用頂ける顧客がいるからできることであり心より感謝しなければいけない。来週から、Net販売第3弾として県外顧客の開拓がはじまる。もちろん当社仲卸の仕事であり、私たちも協力しなければいけない。これから「福島」「新潟」「神戸」「岡山」とも相互取引が始まり、夏場も全国からの商品を皆様に供給致します。満足頂ける『魅力ある商品の供給』に努めていく所存でありますので、今以上のご引き立ての程、お願い申し上げます。 |