IndexNo:264:5月給与メッセージから

先日開催された株主総会に於いて、株主の日高様からメールを頂いた。内容は、『営業の社員の方々がホテルロビーにて、直立整列しての起立の良い出迎えの挨拶をいただいた。自分ながら優越感を受け感銘致しました。また、その礼儀正しさが個々の社員の社会的な評価に繋がると思います。』このようなお言葉を頂くと嬉しいもので、社員を褒めてやりたいと思う。しかし、当日の25日は給与支給日であり、おりしも給与日に毎月贈る、「社長のメッセージ」にて、以下の文書を書いて贈ったのである。仕事もコツコツやることが一番だが社員教育もコツコツやらなければいけないと実感した。
今月のメッセージ  平成16年5月
              「朝の掃除」小さな仕事をおろそかにしない。

今年の4月から、新たに担当が決定し、各自、必死になって努力していることでしょう。仕事が大きくなればなるほど責任も大きくなりますね。同時にやりがい、働きがいも大きくなってきます。どうせ働くのであれば、より働きがいのある仕事をしたいと思うのは誰しも同じです。大きな仕事、働きがいのある仕事がしたいなら、まず小さな仕事から着実に実績をつくっていくことです、日頃から言うようにコツコツとやりながら、小さな仕事の積み重ねがあって初めて大きな仕事を任されていくのです。

小さな仕事というのは、たいていは簡単な仕事です。だからといって「雑用ばっかりでやる気がしない」とボヤいてはいけません。そういう人には、結局、重要な仕事や大きな仕事は任せられないのです。また、そういう人に限って、雑用すら満足にできないものです。雑用などの小さな仕事を積み重ねることによって蓄積されたノウハウは、大きな仕事を任されるようになったときに必ず役に立ちます。会社の業務を少しでも達成できるためにも、雑用や仕事の補助など、何でも積極的に経験、勉強することが大切です。たとえば、「誰かちょっと手伝ってくれ」と声が掛かった時には「ハイやります」と自ら進んで手をあげましょう。あなた方がこのときに受け止めた経験は、未来のあなた方の部下を指導するときに必ず、役にたつはずです。

朝の掃除(火曜除く)を専務がホーキを持ってやっています。営業の方々は「片づけがある」「連絡をしなくては」「入力がある」などと言って逃げています。中には、まだ一回もホーキすら持ってないひとが3人もいます。荷物の整理が早く終わった時には・・・・・。まだ、ホーキを持つことから逃げてますね。たとえ、専務が目の前をホーキではいているときも。原田、満行、三輪、山田、大峯、山崎、竹下、伊東、川俣、堀口、猪野、富永。どうかな???。いつまで知らんぷりできますか、ホーキを持つことも仕事の一部ですよ。
                              
                    『君達がやらなければ誰がやるのですか』                           代表取締役 小倉幹哉