IndexNo:310:彼岸商戦終了後、母の日の準備に入る。

3月彼岸商戦も今日で終了する。鉢物が前年を下回る数字で苦戦していることは、全国の花き市場でも言える事であるが、ここに来て、この暖かさで切花も失速してきた。球根類(リップ、スカシ)が途中から、セリ子の声が大きくなってきているので売り方に苦労しているのだろう。菊類は2週間は変わらず売り抜けている。鉢物に関しては、野菜苗や花壇苗がシーズンになるので期待はしているし、ポカポカ陽気で園芸売店も売れてくれば、減少した売上も回復しそうである。しかし、花々の販売において、年々厳しい状況になってくることは業界全体が実感していると思う。

来週からは、母の日の準備に入る。視察.集荷及び営業活動に忙しくなる訳で、状況を早めに把握しなければならないだろう。輸入品のカーネが増加する中で、県内産は年々減少している。いかに、鮮度、花持ちの良さをアピールするかが問題になってくる。毎年のことであるが、出荷物に対し信頼できる生産者とそうでない生産者の問題を早急に解決しなければいけない。正直言って、20数年かかっているが改善されないので、今年こそはという思いで努力していきたいと思う。また、母の日用の切花と鉢物の商品の情報は、国内産並びに輸入品を含めて、このコラムで流していこうと思う。尚、生花商、仲卸、県外需要に関しても書き込むので読んで頂きたい。