IndexNo:327:ネット(Web)販売による商品構成のマンネリ化を打開する
7月盆も終って厳しくなるかと思いきや、相場は何とか持ちこたえている。8月盆に向けての動きは進んでいるが、カジュアル商品の相対販売にGOが出せないでいる状況である。20万本のカジュアル菊が電照設備の故障で入荷減になったり、前進傾向の産地もあり顧客への相対販売には苦慮している。また、夏商品のメインの一つであるホーズキも一産地は8月初旬には出てくるし、主力商品の販売が決断できないでいる。 先日、営業の社員に「上場されている商品がマンネリしている」とネット(Web)販売の商品構成にクレームをつけた。ネット(Web)販売も4年目に突入すると、売れ筋商品を確かめず自分の判断で商品構成を決めてしまう。 最終的に花商から購入していただく消費者の立場で我が社の商品を買いたいか、買いたくないかを考えてみるべきであると伝えた。ネット(Web)販売も多くの花き市場で行われており、競争が激化し、中途半端な商品構成では負け組みになってしまうのである。 ハッパをかけられて数字をつくっているうちは、プロの営業とは言えない。それどころかプロセスを無視した押し込み販売と大差ないのである。ただ、売りさえすればいいのではなく、どう売るか、どう売ったかを考えた営業に徹すれば必ず一流の営業になれると思うのである。 |