IndexNo:330:亡き兄のお墓参り.2

今週末からお盆商戦に入り、黄大菊.洋花を中心に活発な取引であった。球根系も南国.宮崎特有の気温上昇での取引を心配していたが好調に販売でき、来週.月曜のお盆大市にむけて好スタートとなった。

水曜3日夕方に亡き兄の墓参りに都城まで出掛けた。9年の月日が過ぎ、兄を慕う想いを胸に参ってきた。私は、鹿児島で生まれご先祖様を大事にするよう祖母.両親から教育を受けてきたので、鹿児島の父方.母方に帰省してもお墓参りだけは、かかしたことはない。都城でも墓地をみわたすと宮崎市内の墓地とは比較にならないほど、色とりどりの花々が生けてある。鹿児島よりという地域性でここまで違うものなのかと思うときがある。事実、都城の花き市場は仏花がよく売れるところだ。

消費拡大となるとホームユース需要がいちばんにあげられる。アウト.インドアガーディニングを含め花々を家庭に飾って頂くことを中心に動いている。しかし、お墓に花を生けましょうとか、ご先祖様や肉親を大事にしていきましょうorお墓参りに行きましょうとの文句はかって聞いたこともないし、ポスターなど見たこともない。まずは県内からこの点を消費拡大の原点として提案していかなければならない。大事な人を慕い、想いをこめて線香を炊く。今、自分が生きているのは、両親やその両親を生んで育てて頂いた祖父.祖母だということを忘れず、ご先祖さまを大事にしてくれれば、どの地域の墓地も花々でいっぱいになることだろう。