IndexNo:349:松市と近況報告

先週、17日土曜日は松市であった。今年の年末商戦の売行き動向を観ていくためにも注目された。セリ売、相対販売共、中級、下級商品の売れ筋商品に人気が集中して例年並には販売できた。しかし、いけ花需要の激減により、上級クラスの商品は例年以上に販売が苦戦したことは言うまでもない。セリに参加された方は多かったが、在庫を極力持たない主義?での購入が目立った。そうなると在庫を持つ仲卸の負担が大きくなることは例年どおりである。

先週もお伝えしたが、品目において球根系.草花系は例年通りの出荷体制で推移しているが、菊類が数日遅れでいるとの報告をしたが、これに於いては、曇天続きで心配されていたが、ここ2~3日の晴天においてようやく入荷が通年通りに増えつつあるので心配はいらないだろう。しかし、県内外の大菊の産地では26日以降に出荷が始まる方も多く、年越しでの販売になることも考えていかなければならない状況である。当社のカジュアル菊は、やや遅れの兆しはあるが、計画通りに予定数量の入荷、販売になることの報告は、昨日担当者からあった。

明日は、南天.千両.梅市等の企画市となっている。当社では昨年の反省点を踏まえ中級、アレンジ用需要に中心に販売していく計画である。生花商の望む規格商品を主流で販売していくので購入しやすい環境にあることは間違いないと思う。