IndexNo:350:17年度 お礼
今週、前半は計画通りの入荷さして販売となったが、後半は雪と寒波で輸送面において、出荷物の延着が相次ぎ、思うように集荷ができずに切花、鉢物も大幅に数量が減少し取扱高も激減した。カジュアル菊も産地の出荷遅れと雪による輸送面での遅れなどで、相対商品の納品に担当者も困っている状況である。26日の切花大市での集荷が計画通りにいけばいいのだが、日曜朝の寒波再襲来でどのようになるかがポイントになってくる。私自身も熊本、福岡にトラックにて集荷に行くが、少々無理してでも集荷を120%体制でやってこなければ最悪の結果になると思う。 今年は、宮崎の花き市場いや当社にとっては、我慢の年であった。市場法改正において、新規営業戦略での取引も当社には追い風になったが、南国の利をいかす9月からの商戦において台風14号の到来で生産者並びに販売面でも大打撃で受けた。その後、社員との話において12月で取り戻そうと意気込んだ矢先に、寒波到来で40年ぶりの宮崎にも雪が積もるという現象に於いて、数量.取扱高とも減少した結果となった。 今日の給与日において社員にメッセージを贈るが、その全文を掲載し今年最後のコラムにしたいと思います。皆様には、このコラムに一年間お付合いして頂き、心から感謝申し上げます。また、一年間、当社に出荷して頂いた出荷者の皆様そしてご購入頂いた仲卸.買参人の方々に重ねまして心よりお礼申し上げます。皆様のご健勝並びにご繁栄を心からご祈念申し上げ、ご挨拶に代えさせて頂きます。本当に有難うございました。 今月のメッセージ 平成17年12月 低迷の中に成長あり 昨年12月の、このメッセージの中で「一歩、前へ」という言葉を皆さんにお伝えしました。取扱高では大幅なダウンとなりました今年度でありましたが、その中で得るものが必ずあったものと確信しております。それは、営業.総務の中で取扱高減少との格闘にて得たもの。そして、一生懸命に働いても思うようにいかない品目別の取扱高。価格が安価な為に生産者、出荷者に対しての市況報告の連絡での経験。上役から攻められ続けての集荷体制。色々な経験を各担当者がしたはずです。そういう中での経験こそ、次に繋がってくるものなのと私自身が経験した中から言えることであります。 このメッセージの中で『仲良しクラブでは成長しない。競争してからこそ成長していく」とのことを皆さんにお伝えしたと思います、多少なりとも、まだそういう傾向がありますが、厳しい状況になってから徐々に減ってきたと感じています。今は、ジェットコースターで例えれば、スタートして上に登りきっていちばん低いところを通過しているものではないでしょうか。これからが、皆さんの『動き』でどれだけ高いところに達して行くかの瀬戸際だと思います。苦しいことがあるからこそ、楽しいことも必ずあると信じて、これからの仕事に努力していただきたいと思います。一年間、色んなことがあって、みなさんに厳しいことも言ってきましたが、今年一年、私についてきていただき心から感謝申し上げます。ありがとう。来年こそ私達の新時代の到来になることを祈念して、今年一年の締めくくりのメッセージと致します。本当に有難うございました。 代表取締役 小倉幹哉 |