IndexNo:357:春彼岸にむけて集荷体制を強化しなければならない。
今週は、26日大安の婚礼需要と葬儀需要に期待していたが、曇天や雨の為にスイートピーなどの花々が花落ちや花しみのために買い控えられて、なか日の水曜までは、思うように販売できないでいたが、今日金曜は全体的に好調に売れているようである。また、白大の入荷減により葬儀需要に供給が追いつかず高値で取引されている。鉢物は、昨年並みの入荷量であり、草花.苗物が増加してきたが大きな下げなく販売できているが、状況は依然厳しい。取扱高も昨年と変わらず、鉢物担当者の奮起に期待しているところである。 先週は、長期出張とイオンで開催された「花の祭典」のために、このコラムが掲載できなかったことをお詫びしたい。「花の祭典」も昨年までは、別の場所で開催されていたが集客力に問題があり、あまり成功とは言えなかったが、今回のイオン開催で『宮崎の花』を充分にアピールできたのではないかと思っている。やはり、人が多く集まる場所でのイベントは盛り上がるし、主催者側である花き業界の私達もやりがいが出てくるものである。アレンジのコンテストでも出品が倍近く増えて、成功だったのではないかと思う。裏方で頑張って頂いた花普及促進協議会の事務局の方々や県の関係者や業界の方々に心より感謝申し上げる。 春彼岸も近づいてきたが、今年は大菊を中心に出荷量が減少してきそうである。来週、初めには出荷者の方々の所へ足を運ぶが、21日現在の情報ではやや早く出荷が始まる荷主さんが多く、彼岸前は入荷量が2割程度減少する見通しである。沖縄の小菊に関しては、担当者が20日~25日まで沖縄他の島々の産地を調査に行っているので来週のコラムでご報告したい。しかし、年当初にコラムで申し上げたように、新しい産地の取引が3月初めから始まるので大菊の減少分を、いかに補充できるかがお彼岸商戦のポイントになるであろう。 球根系や草花等は、担当者が彼岸の対前年比もしくは対前々年比の入荷量との調整において、営業会議で報告があるので厳しく『渇!』をいれながら集荷体制を大菊をはじめ120%台には、持っていきたいと思っている。いや、もっていかなければならない。 |