IndexNo:378:山本五十六語録に学ぶこと。
毎年7月第3・4週は、切花・鉢物ともにセリ販売において最も苦労する週である。予想通りとは言わないまでも、長雨や高温の影響で小売・葬儀需要もストップして全体的に量、単価ともに低迷した週であった。しかし、お盆商戦の準備は順調であるので8月からの商戦に期待しているところである。また、来週のコラムにて南九州の8月盆の出荷情報は記載する予定なので期待してほしいと思う。 先日、日本道経会の先輩でもあり、都城JC在籍時(21歳~34歳)にお世話になっていた、尊敬するSさんの講演を先月と今月と聞くことができた。「ひとを動かす」ということについては、私自身も多くの勉強をしてきたつもりであるが、Sさんの話において強烈に感銘を受けたし、忘れていたものを思い出させることにもなった。講演の内容については「山本五十六語録の中から」であり、『やってみせて、云って聞かせて、やらせてみて、ほめてやらねば、人は動かず』確かに会社のトップや役員になると社員の短所ばかりみてしまい、それらを追及してしまう。そして、仕事のできる人間を予想して責任者としてしまう傾向が多々あると思う。私達が、我慢して人を使っていくことの辛抱のなさが「人が伸びない原因」となってしまい、社員本人に責任を押し付けてしまうのである。社員が成長しないのは、すべてが私達に責任があるのである。 そして『男の修行』として「苦しいこともあるだろう。云いたいこともあるだろう。不満なこともあるだろう。腹の立つこともあるだろう。泣きたいこともあるだろう。これらをじっとこらえてゆくのが男の修行である」その通り、会社のトップとなるとズバリの文句である。最終的な責務を背負っていくのがトップの役目であることは間違いない。トップになってわかることがある。副社長時代は3手先を読んで営業をしていたし、営業での後退なんかは考えていなかったが、トップになると10手先まで読んで会社を動かしていかなければならない、いつでも営業での後退と○億までは落ち込んでも、持ちこたる経営を常に考えていかなければならない。「社長の修行」から『男の修行』の基本に戻ってこれからも頑張っていこうと思う。乱文にて失礼致します。 |