IndexNo:380:お盆商戦突入。今でも亡兄を慕うこと

今日からお盆商戦も本番に入り、花商の方々も「買い」をいれてきたようだ。セリ場の流れも良く期待がもてる今年の「お盆商戦」だと感じた。全国的にホーズキのセリ値が崩れてはきているようだが、長雨の影響にて商品が悪い物が多々入荷しているとのことなので、その結果も当たり前だろうし、秀品については売れ筋なので問題はない。ひと昔前は「安ければ売れる」から現在は『良いものは売れる』である。今日の情報としては、黄菊の出荷が盆明けへと遅れていることで不足している。SP菊も輸入物(マレーシア産)に頼らざる得ない状況である。球根類・洋花は若干入荷減の商品もあるが、社員には集荷体制の確認だけはさせているので7日(月)の大市に期待をしながら、頑張って集荷をしていきたいと思っている。不景気?いつまでも考えていては前には進まないのです。亡くなった兄がいつも言ってました。『一歩、前に』と。

その亡兄ですが、一昨日、10回忌でありました。昨日、お墓参りに行ってきたのであるが、あれから10年経ち兄が亡くなった時の年齢を4年も越してしまって、墓前で笑いながら兄と話した。生前、兄がライバル会社でありながら、心やさしく接してくれたことや経営のノウハウを教えてくれたことは忘れていない。また、今の私が会社のトップに居る事は全てに兄がいたからだと言うことは間違いのない事実なのであるから、私が兄を慕うのは当然なのである。兄の友人の方と飲み会がある時に云うことがある。『兄は、私の名前を呼び捨てにしたことは一度もありません。いつでもミキヤ君でした。私は、本当に兄に甘えていたんでしょうね。』

兄の墓参りで気付いたことがありました。○○家のお墓や他のお墓には造花が、結構供えてあるんですね。確かに暑い日が続くと「花持ち」は悪い。一昨日に兄嫁と姪がお墓に花を供えてきたのに、一日して私が行ったときには水もなくなり花々は元気がなかったことを考えると・・・・・・。しかし、造花は寂しいですね。