IndexNo:410:「セリ時の活性化」 2
今週の切花は、白系が弱く・色物系は強含みでの取引となっている。ここ2.3日の冷え込みで、これからの業務需要に期待している。鉢物は、この冷え込みにて、もちあい相場での取引となっている。春用草花・花苗需要の拡大は、次週からに期待しているところである。 「セリ時の活性化」を今年の目標として、昨日2回目の営業会議を行った。今回も前半、社員個々の率直な意見を聞くことに徹し、すべての意見をメモ取りして協議を行った。「セリ時の活性化」していくことが簡単ではないと実感しているが、相対取引と先取りの区別をしていかなければならず、この場面では、この壁にぶつかってしまうとか様様なパターンが生じてくるのも事実である。仲卸・買参とパターンを考慮しての協議であったが、昨日は、仲卸の部門で「競争力を高める」という骨格ができてきた。次回は、買参のパターン別の協議を行い「サービスの向上」を決定していきたいと思っている。 「活性化」「サービス」ということを考えていけば、必ずトラブルが起こって来る。勿論、今回の協議に関しては時間をかけていくつもりである。やってみて、問題が発生すれば協議を行い変更していく。しかし、現場の社員からの報告がなければ前進・改革・解決しないのは当たり前である。とかく「トラブルが起こったらすぐに報告」ということが強調されるためか、問題が起こらなければ報告の必要はないと勘違いされていることも少なくない。問題がなければ「問題ない」という上司への報告が必要となるのである。そのことを徹底して今年の目標を全員で達成していきたいと決意している。 |