IndexNo:416:彼岸販売情報
今週・切花は、彼岸商戦において中値安定の取引となった。市場取扱高は月・水曜日の菊類の予約相対取引が減少したことでダウンとなった。昨年3月彼岸は、冷え込みが強く予約相対も順調にでき過去最高の取扱高を記録したが、今年は、年末の菊類相場の下落で相対価格がセリ価格より高かった原因において、彼岸用については、相場眺めでの買いとなったために予約相対が減少したのが原因である。尚、今日の金曜日は昨年並みの取扱高を計上したので来週の販売に向けて相場を維持しながら社員共々努力していく所存である。 今回のように原因は何かということが理解できれば次の手段に繋がるので「損して得取れ」の心境である。その他の球根類・洋花類は比較的に安定した取引であった。鉢物は、木曜セリ時の雨と先週土・日が冷え込んだために小売での販売減となり弱含みの取引となったが、日に日に高くなる気温に期待して、春植え用の花苗・野菜苗等や草花鉢の時期となるので、最低でも中値での販売をしていきたいと思っている。 先日、週刊誌に欧州と日本での中高年の自殺者の問題が記事として書かれてあった。6年前に「楽して自殺できる方法」という本を読んだ事があるが、あの頃とすると自殺の要因が違ってきているようである。6年前は、会社経営での悩みが1番であったが、現在では、心の問題がトップだそうだ。心の問題としては「今より楽になれる」「介護全般に関する悩み」「人を信じて生きていけない」等がある。確かに最終的に自殺することを選択したことは、長時間考え抜いての結論だと思うが、生きていくことの責任も理解して欲しいものである。会社も業界もそれにたずさわる人達も守らなくてはいけない。そういう使命の中で精一杯生きて欲しいと思う。 ところで、このコラムでずいぶん前に書いたエスカレーターの乗り合い(関東は右側を・関西は左側を歩行)についてだが、日本道経会の三輪さんから面白いことをお聞きしたので報告しておこう。全国的に関東の右側歩行が通常であるとのこと。関西の左側歩行に関しては、大阪万博時に欧州の手法(左側歩行)を手本にしたのが、今も続いているそうだ。このコラムで書いたことを多くの方々から意見を頂いている。先週の金曜一日だけでコラム記事に入って頂いた方は550人に達している。土日が平均300人であり、3日間で1000人以上の方々が「社長のコラム」を読んでいる計算になる。『感謝・感謝』であり、本当に有り難いと心から思っている。 |