IndexNo:435:お盆商戦を前に
お盆商戦を前に徐々に入荷が増えている状況において、オリエンタル系のカサブは入荷増にて厳しいが、その他はもちあい相場にての販売になっている。6月までは前年割れの取扱販売となっていたが、ここにきて、ようやく明るい兆しが見えてきて、お盆商戦に入りそうである。昨日の営業会議でも社員の努力により、昨年比の2割増の取扱数量計画のもとに販売できそうである。中だるみのないように「渇」をいれていこうと思っている。問題は、この暑さだけであり、社員の体調管理に気をつけていこうと思っている。 先週は、新潟市中央卸売市場の花き花き部の『新花』の落成祝賀会に出席したきた。途中、新幹線での人身事故のトラブルに巻き込まれたが3時間遅れの到着となった。前日に新潟入りしたので問題はなかったが、時間に余裕を持って行くことの大事さを痛感した。今回の新花の開場は中央卸売市場としての最後の花き部となる。今後は、中央卸売市場と地方卸売市場との統合を視野にいれた業界の再編が進んでくるものと思われる。生き残りをかけて、私達のような地方の零細な市場は、今以上の努力が必要となってくるであろう。いや、努力しなければならない。 今日は、午後から県の振興局からの依頼により、県の南西部に位置する西諸地区花き振興会研修の講演に呼ばれている。今回は、テーマとして花きの販売戦略として「市場側」「生産者側」の話をしていく。メインは①市場法改正にて販売が変化してくる(ネット(Web))②冠婚葬祭事業の変化③生産者は市場に育ててもらう④輸入品という視点を変える⑤手数料自由化はこうなる。以上の内容にて話をしていきたい。私の話で「生産性を高める」という意識を持っていただければと思っている。講演については、耳で聞いたことは一日で半分は忘れてしまうし、一週間もすれば殆んどの話の内容は忘れてしまうので要点をメモしてもらうことを望んでいる。 市場側からの意見だけではなく、生産者側に立って視点を同じくして話をしていけば、理解して頂き、行動に移ってもらうことができれば最高である。そして、生産者の方々が、よりよい経営ができるようにお手伝いしたいと思っている。 |