IndexNo:442:安倍首相退陣で思うこと

今日からの彼岸商戦に際し、大菊・小菊類はもちあい相場、SP菊は入荷減での強含みの取引であった。洋花、草花類は強気配での取引である。来週は、入荷において台風11号の動きで左右されるものの、17日の大市にむけて集荷体制を強化し販売していきたいと思っている。鉢物は、苗物が一部厳しいものの、秋商品・敬老の日での需用拡大に期待しているところである。

これは私見になるが、安倍総理が電撃的に退任されて、次の総理が誰になるか、今、マスコミをにぎわしている。安倍首相においては、確かに「政治と金」騒動に巻き込まれ、自身が直接、担当大臣として係っていなかった社会保険庁の年金問題まで露出してマイナスのところもあるが、逆に教育問題他においては充分な成績を残されていると思っている。私自身、感じていることがあるのだが。それは、よくテレビ等で一部の自民党の先生達が、自分達のリーダーである首相を批判し、自分の意見を正当化してお話されている。私に言わせてもらうならば、自分達のリーダーを支え、この時代を良くしていくことが本筋ではないかと思う。直接に係っている者には大変な仕事であるが、係っていない外部の人間には、中身の苦労は分からずに苦労している人達を中傷する意見を述べる。同じものを望む者が云う意見において、その者に対し無責任さを感じているのは私だけなのか。このような事は、人生、多々あるものである。

私達、経営者は首相と同じく、大きな責任を背負って経営をしている。その責任に関しては、簡単に転換できないことは周知の事実である。中小零細な企業の経営者は、責任を取る為に命まで投げ出して会社を守っていかなければいけないこともある。よく人生は「山あり・谷あり」と云われる。誰でも体調のいい時、よくない時があり、仕事にしても、何もかもうまくいく時と何をやってもうまくいかない時とがある。このような、その時々の好不調の波は誰にでもあるとしても、一般的に私達は物事を明るく考えるたちだろうか。それとも暗く考えるたちだろうか。つまり「プラス発想」か「マイナス発想」かということである。

いつも明るく前向きに物事を考えられる人(プラス発想の人)が、本当にいるのだろうか。いつも好調に持続できる為の努力もあるだろうが、否定的・悲観的に考える時期もあると思うのだが。私達は生身の人間である以上、隠れて弱音を吐く時もある。私自身は、マイナス発想を断ち切り、次々と問題を発見・解決できるモノの見方・考え方をしていこうと努力している筈なんだけど・・・・・・・乱文にて失礼します。