IndexNo:444:セリ時での小分け売りを検討中

今週、切花は全国的に入荷数量及び取扱高が減少傾向で当社も同じ状況で推移した。菊類は強含みの取引となり、草花・球根類は、弱含みでの取引となっている。鉢物は、昨日も生産者3名の方々とお話する機会があり、全国的に弱気配での取引であるとのことで、当社も同じ状況下にあることをお話した。来週から10月になり、年末商材の視察等が始まってくるので、10月こそは社員一丸となって努力していきたいと思っている。

最近、仲卸利用の顧客をみると20代~30代の若い方々が目立ってくるようになった。勿論、いずれ当社のセリ権を取得してセリに参加されることと思っている。そうなると買参の方々から要望の多かった「限られた時間での小分け売り」が今後の店舗生き残りの手段となってくるものと思われる。セリ時において少量の商品を購入できるようになる事に関しては、仲卸との協議も必要となってくるし、セリにかかる時間や数量・品目・品種等を検討中であることは報告しておきたい。私としては、仲卸の協力も得て、早い時期に実施していくよう社員に通達してある。

現在の中堅の花屋さんも起業時の苦労の末に現在があると思う。私達、花き市場は年間1億以上購入して頂く方も100万購入して頂く方も同じ目線で観ていかなければいけないと思う。どんなお客様も最初から大量に購入された訳ではなく、スタート時の苦労は、皆同じであることは間違いない。これから花店を起業される方々にも現在のお客様にも買い易い市場づくりを目指していかなければならない。「宮崎中央花き」は今後、どのようにサービスできるか、多くの課題のもとに意見を参考にしながら業務を進めようと感じている。