IndexNo:468:彼岸商戦・好調をキープ
今週、切花は、彼岸商戦に入り活発な取引となっている。今日、14日金曜日も水曜の弱気配から反発して、セリ場での流れもよく好調な販売となっている。好調さは、大菊・小菊・SP菊と上位等級品と下級品との価格差がなく、中には2L品よりL品が高騰した商品もあることから言える。この相場は、来週まで続きそうな気配がしているので好調を維持したいと思っている。鉢物は、入荷量が昨年比と比べ、若干減少しているものの平均価格は昨年を上回っている。これからも、春商戦の好調さをキープできるように努力したい。 11日火曜日から13日にかけて福岡・東京と出張してきた。九州花き市場連役員会(11日)では、今年1.2月の取扱高・取扱数量減少の問題の件で多くの方々からご意見を頂いた。やはり、寒気の影響もさることながら末端の消費が大幅に落ち込んでいるとのことで、今後の経営に関して、見直しをしていかなければいけないとの意見が大半をしめていた。消費県である鹿児島でも、不景気、世代問題等に於いて墓花を含めた仏花需用が落ち込んでいるそうで今後の対応を考慮しているそうだ。宮崎では、1.2月ともに前年並みであり、会社全体で取り組んだ成果が出ての結果で「足で稼ぐ」ということを守ってくれた社員に心より感謝しているところである。 水曜12日には、大田花きに出向いて磯村社長と社員の方と意見交換をしてきた。宮崎と云う「地方ローカル市場」に居ると今の情勢をなかなか把握できないでいるので大変勉強になった。いつも思うことであるが、地方の市場の方々が大都市の花き市場に出向くことは、入荷している商品も参考・勉強になるが、現状認識という面において受けとめることが多いことも事実である。そして、都内のFショップの視察も「楽」に行えるので行くべきではなかろうか。その事実や視察したことを地方に置き返った時に地方の市場が出来ることと出来ないものが解ってくると思うのだが・・・。終わりに、大田花きとの今後の協力体制や連携を再確認してきたこともご報告したい。 |