IndexNo:478:鉢物市の好調を維持する
今週も切花は、全体的に弱含みの取引となっている。前年と比較すると入荷量で減少しているものの平均単価は3~6円高い。5月も後半になり、今日金曜日は比較的セリの流れは良いのではないかと感じている。鉢物は、逆に好調な販売ができている。取扱高も15%増で来週も苗物・草花類と引合が強いのでこの状況が続きそうである。 国の税収において2007年度の法人税が2年連続の想定を下回る結果が出ている。また、大手6つの銀行の決算では、サブプライムの影響にて平均37%の減益と発表された。私達の生活も原油高騰による生活物資の価格上昇にて支出が増えている中で収入は逆に上がらずに購入を控えていくという苦しい展開となっている。そのような状況下の中で5月の鉢物の販売が微増ながら伸びていることと、この下げが止まりが本物であれば、ここ数年の鉢物の低迷を脱皮できて、今後の販売も期待できると思っている。 本日、当社の株主総会が開催される。総会では、恒例の決算報告や収支予算案等の審議は通常であるが、今回は会社の営業方針としての進むべき方向性において、株主の方々から協議としてご意見を頂きたく思っている。今回の総会で私は、後ろ向き(マイナス発想)は意見を述べようとは思っていない。前向きな(プラス発想)姿勢での会社の発展を考えた上で、「前進そして死守あるのみ」というテーマで進めようと考えている。 |