IndexNo:482:セールスによる生産者サポートの大事さ
今週の切花は、苦戦の原因となっていた大菊系の入荷も減少して、全体的に例年並みの取引で推移できるようになってきたようだ。大菊の入荷に関しては、生産者側も反省点が多いことは理解していただいている。やはり、燃料の高騰が原因で神馬・誠の出荷を通年以上に引っ張ったことで、優花・白扇と出荷が重なり葬儀需用との需給のバランスが崩れたことである。何人かの生産者との話では「燃料の高騰でコストはかかるが通年どおりの生産計画でいきたい」との意見も出ている。鉢物は、入荷は減少しているが、単価は例年より40円高での取引となっている。 17日火曜から水曜にかけて関西に「宮崎の花」のセールスに行ってきた。全国に大きな販売網をもつ商社的な会社であり、設備・規模及び取扱数量に驚きながらも何とか取引をして欲しい旨をお伝えして了承頂いた。今後は、先方との取引の中で、いかに「みやざきの花」を販売できるか、また、生産性を高めていけるのかが課題となってくる。その為には生産者の皆様の協力なしでは達成できない。これから、確実に原油価格が今以上に上昇してくる中での流通・生産は、必ず変化してくるものと思われる。そのような状況が来る前に「何をすべきか」を取り組んでいかなければ生産者をサポートできないと思っている。今が大事である。 |