IndexNo:510:宮中花心会の懇談会(協議)が始まる

2月と云うのに最高気温が24.5度になり、すっかり春めいた状況である。この温暖化で菊類をはじめとする全ての商品の入荷量は増加し、販売単価がこれについてこれない。先週まで好調に販売してきた大菊類も他市場が落ちこんだ影響で入荷量が増え弱含みの取引で推移している。鉢物は、前年を上回る入荷・取扱高で好調に販売されており、この温暖化が逆に草花・苗物の消費を押し上げている。

今週、月曜日に開催された「道経会」の例会・懇親会にて「花スタンド」を飾るようにした。前にお話した通りに、消費拡大での「実践」として、私が参加する会議等には必ずに「花々」を飾っていただくか、飾るようにしている。会員の殆どが男性の方なので会議・懇親会終了後に「車」でお越しの会員の方々に「花々」を持ち帰ってもらうことにした。会員の中には「花なんか持って帰ったら女房が悪いことしているんじゃない」って云われるかも・・・みんな大爆笑であったが、考えてみれば会員の方々は、今まで『花々」に目が向かなかっただけで、今回のことがきっかけで「花を持ち帰る・花をプレゼントする」方向に「回れ右」してくれたら良いと思っている。これからも、消費拡大をできることからコツコツとしていくつもりである。

今日から、当社の『宮中花心会」の各地区(地域)ごとの懇談会が始まる。内容については、生花商の方にも参加して頂いて、「生」の意見交換(協議の場)を作っていることと、宮崎中央花き(私)の今後の展望・戦略についてお話をさせてもらい協力を願う。そして、後の懇親会で参加者の意見を直接聞いてみることにしている。この事がいちばん重要なことで一人一人の意見を聞いてみることでより市場との親密な関係が生まれてくるのである。第1回目は宮崎中央地区・第2回目は県北地区・3回目は菊関係で都城の場で開催される。今後も、各地区・各品目の地区長・担当者が、中心となって開催されていくが、生産者・市場・買参・仲卸と小人数での協議ということで有意義なものになるので是非、参加をして欲しいと思っている。いや参加すべきである。