IndexNo:531:宮中花心会・全体会議の開催

今週、切花は、この気温高の影響で取扱数量が10%ほど減少したものの、取扱単価は5円~7円程上がったことで全体的には堅調な取引ができている。小売需要では、高温で続いていることで厳しいものはあるが葬儀・婚礼需要は伸びている。鉢物は、やはり高温の影響からか末端の小売事情が苗物を中心に厳しいことで弱気配での取引であった。

今週の24日(金)に当社の生産者団体である宮中花心会の全体会議が開催される。昨年の設立後2回目の全体会議であるが今回は、消費拡大の一環でもある「花育活動」を生産グループ自ら始められ、宮崎中央花きの担当者も参加して、一般の消費者に花々を生活の中の一つとして身近なものにしていただくと云う、その成功事例(市場・販売だけの消費拡大ではなく、生産者の方々にも消費拡大に意識を持っていただき、今後の活動目標とすること)の発表がひとつ。

そして九州大田花きの吉武社長をお招きして宮崎中央花きと九州大田花きの今後の連携について講話を頂くことになっている。このことに関しては、今後の県内生産の方向性について大事なことであると思っている。宮崎中央花きとしては、今後の生産者育成と契約生産の増大を推進していくことで、生産者の皆さんの、より安定した経営基盤(安定した収入確保)の実現についても繋がっていくものと思う。花き業界の厳しい昨今ではあるが、当社がより動きを加速していくことで安定した花き生産業界が早い時期に訪れることになると確信している。