IndexNo:533:お盆商戦・最終情報報告

今週、切花は、昨年比(第5週)で月曜~金曜で毎日1万本位取扱数量は減少しているが、販売単価は5円程高値で取引されている。来週は盆商戦3・5・6・7・10日が始まり、全国の花き市場の担当者の方に入荷情報を聞いているので、宮崎管内を含めて後項でお話を申し上げる。鉢物は夏(盆)ギフトの代表である胡蝶蘭が強調な取引で品薄感もあり、取扱高で昨年を大きく上回っている。

さて、先週もお盆用商品の状況を申し上げましたが、多くの情報の中で取りまとめてお伝えいたします。菊類(大菊・小菊・SP菊)共に10日以降の入荷がかなり減少傾向にある。7日までは有る程度の入荷が期待されるところであるが、この時期から小売主体の花屋さんの仕入が始まることで規格上級品(2L.L)もさることながら下級品も減少してくる恐れがあるので早めの購入が必要か。これは夏菊(優花等)は2Lが多く下級品の率が減少するためであります。

また、ホーズキも10日以降は激減する予定であり、アスター・ケイトウも早めの購入が必要か。草花・洋花は北海道・東北物が天候(曇天か雨)の影響にて出荷が遅れ気味と云う情報で、とくにトルコ・チース・かすみ・オリエンタル、HB百合等が入荷が減少傾向にありそうです。管内産(九州・宮崎)の商品は通常通りの入荷予定があるので期待しているところである。他のパンパス、おみなえし等は通常通りの入荷になりそうである。全体的に云えることは、7日までに有る程度の仕入を済ましておくことが大事だと思うが・・・

24日に宮中花心会の第2回の全体会議が開催されました。会員であるダイアナグループの保育園とのタイアップでの「花育活動」について発表をいただき、殆どの会員が興味を持たれて、今後の「花育活動」が広がっていくものと確信したところです。また、九州大田花きの吉武社長の講話では、花き業界の取扱高の流れと葬儀・婚礼需要の現況報告や今後の対応についてご意見を頂きました。一つの例としてお話を頂いた「小菊」については、会員の皆さんの一人一人の受け止め方も違うことで、様々なご意見があり、宮崎中央花きとしても今後の花心会でのテーマとしていくことを感じました。

出席された会員の中には九州大田花きと宮崎中央花きが「合併」するのではないかと思う方々も多くいらっしゃいましたが、会議の中でも申し上げました通り「宮崎中央花きは独自の営業を今後も続けて、会員(生産者)のお力を借りて県内業界の為に精神誠意努力していく」との旨をお伝えします。九州大田花きとは、相互の情報交換や売買取引(宮崎産の販売促進)でのパートナーとして今後も提携していきます。宮崎中央花きでは、先日に主として上級品(2L.L)の仕入をしていく大手顧客との契約も完了して、今後の販売活動の柱として努力していきます。私たち宮崎中央花きスタッフは、産地市場を活かした営業活動を続け、県内花き業界の発展の為に頑張っていく所存でありますのでご教示、ご協力の程お願い致します。