IndexNo:539:インフルエンザ対策も重要です。
今週は、菊類は彼岸明けに入荷する予定の白菊が増加したものの、昨年比の単価は維持できていた。しかし、黄・赤系が全国的に取引が低迷したことが誤算であった。周年に出荷する荷主さんの品は売れ筋であったが、JA出荷の商品に葉持ちの悪い商品が多かったことと、高冷産大菊の品種の多さが原因としてあげられると思っている。小菊類・SP菊類は全国的に弱気配での取引が影響してか、今日には軟調な市況となっている。バラをはじめとする草花類は好調に販売できており、百合類はオリエンタル系が比較的に安定し、LA系は最終的に厳しい取引となっている。鉢物は、敬老の日を前に先週の市の状況から一転反発した取引となり、、ラン系・草花系・苗物と入荷量・取引単価共々に好調に販売できている。 来月10月下旬に「三者懇談会」を予定している。生産者、買参(仲卸)、卸(市場) との協議になるが、今回も同じく、三者共に現況(上半期市況)、今後の商い(取引)、情報について個別に収集していく場であると思っている。このような懇談会となると生産者の方々の参加が圧倒的に多く、買参が少ないので今回は、葬儀・小売・量販店の方を個別に参加を募っていく所存である。勿論のことであるが市場への要望等も建設的な意見として受け付けていきたい。 先日、ある生産者の方から「インフルエンザ対策はしてあるのか」とご質問がありました。この件に関しては、市場内に感染した場合の営業の有無を含めて重要な案件として、当社も早急なマニュアル作成と備品の備蓄(マスク等)を進めている最中であります。現在は、手洗いにての消毒液、うがい薬と使い捨てコップの設置、社員各個に手拭タオルを配布している対策をしているところであります。一部マスコミの予想では10月下旬に病症のピークを迎えるとの情報も出ているので、今後も危機管理の対応をすすめていきたいと思っています。 |