IndexNo:554:生き残りをかけて皆で努力していく
1月半ばの今週の状況は、寒気の影響で大菊をはじめとする全品目で入荷減となり強もちあいでの取引が続いています。昨日も当社最大の大菊の産地である枕崎地区で積雪の為にトラック便が走らないとの連絡か入り、急遽、私と担当者で往復12時間かけて集荷に行ってきたような状況です。今週の切花は、昨年比に於いて入荷量で1割減、販売単価は1割高での取引となっています。鉢物は入荷が増加したものの、取扱高単価は昨年並みで取引されて取扱高では増加しています。この寒気も明日までで終わりと予報されており、来週の半ばからは15度以上の気温が続くことで入荷量も増加傾向にあるようです。 宮崎中央花きでは、買参人・仲卸の方々の年末21日から29日までの買上代金を今月後半に、そして松市、千両(企画)市の分は2月はじめにすることで、買参人・仲卸の皆さんの経営資金に応援して参りました。このことは他市場からの批判もありましたが、顧客の皆さんが年末資金として金融機関からの借入をしないで済むことで、例年以上の仕入計画が建てられたと好評でありました。当社では、これからも買参人・仲卸の皆さんの生き残り経営上で応援ができればと次の計画も建てている状況でもあります。 新年会の時期でもありますが、今週から「宮中花心会」の地区新年会が開始されます。今年も生産者のみなさんと一緒になって買参人・仲卸同様に『生き残りにかける』ことを考え、行動していくことを第一にいきたいと思っております。宮崎中央花きとしても、私が思う「次の営業戦略」のために情報収集をしていき、最大な成果、効果が出るように実現できるよう努力していきます。皆様のご協力をお願い申し上げます。 追伸 宮崎県鉢物生産組合の(有)綾園芸の草野修一氏がラナンキュラスの育種、普及等に先駆的な役割を担い、その多大なる貢献の成果が認められて『日本フラワービジネス大賞』を受賞されました。私達、宮崎の地に於いて、このような賞を受賞されましたことは本当に嬉しく思っております。県内花き業界を代表しまして心よりお祝いを申し上げます。おめでとうございました。 |