IndexNo:565:愛知名港花き

先週の切花は、離任、卒業、卒園式等の需要にて好調に販売できていました。週後半になると大菊類も強気配の取引となってきました。取扱数量、取扱単価、取扱高ともに昨年を上回る結果となり、新年度にして良いスタートとなりました。鉢物は、先週同様に小売事情が雨、曇天のために振るわずに苗物を中心に入荷量が増加して軟調な取引となっています。全国の花き市場では鉢物は前年割れしている市場が多い中で当社は前年並み若しくは微増と云う結果を残せたのは良かったと思っているところです。当社の行う消費拡大キャンベーンが結果としてプラスに転じたと思います。

愛知名港花き(愛知名港フラワーブリッジ)の祝賀会に参加して、翌日、当社と取引のある「丸正花き」さんに案内されて市場施設等を拝見させていただきました。さすが最新鋭の市場と言われるだけ、自動搬出設備、機会セリシステム、全館空調等、多くの設備をされていました。仲卸の件数も25社あり、買出し人の方々もその店舗ごとの特徴ある商品で買い易いと感じたところです。

そして、私が気になったところもいくつかあります。①場内に入るのに市場仲卸を含めて買出し人等が入場料(ゲート)と駐車場代がいること②市場設備の中に冷蔵施設がないこと(全館冷暖房だけど外扉がいつも開いているので機能しないのでは・・)また、市場の特徴として愛知県(花き生産日本一位)と云う産地市場でもあることと名古屋市、近郊と云う大消費地を持っている関係で大きく伸びてくるものと思われます。また、他の大型市場との競争も激化するので『花売りの関が原』がここ名古屋ではないでしょうか。当社も丸正花きさんには、当然の事ながら取引をお願いしており、宮崎にない、魅力ある商品を仕入ていくことで所社長と協議したところです。お互いに商品をキャッチボールすることで愛知物と宮崎物を販売していくことも再認識しての会議となったところです。

追伸 名古屋で美味しいラーメン屋に行きました。しかし、私が苦手な鶏がらのスープでした。やはり名古屋はラーメンより「きしめんだ」と実感しました。