IndexNo:567:私には、「父母の日」もあります
今週の切花は、昨年比で取扱数量は減少したものの、取扱単価、取扱高は上回ることができました。しかし、例年、この第2週の金曜日から厳しい取引が続くことで、これからが4月の正念場になりそうです。また、この4月の異常気象の影響にて雨、低温は繰り返して小売事情にも影響は出てくると思っているところです。鉢物は、野菜、花苗・草花を中心に販売していますが、この雨と低温にて切花同様に苦戦が続きそうです。市場としましては、出荷者(生産者)の立場となって、できる限りの「中値安定」の取引を目指していくところであります。 4月の後半からは恒例の「母の日商戦」となる訳でありますが、すでに母を亡くしている私にできる「母の日のプレゼント」は何かと申しますと、お墓参り、掃除そして白いカーネを飾ることでありますが、今年は、父に何かできることで親孝行をしようと思っています。母を亡くしてずっと一人で生きている父に「母への恩返し」をすることで「母」も喜んでくれるのではないかと思っています。もちろん「父の日」もありますね。その日は父の日として感謝を込めてお祝いをします。今年の母の日から、毎年5月第2週の日曜日には「父母の日」としてお祝いをします。きっと喜んでくれると思います。 母の日のカーネについての切花・鉢物の入荷情報については、来週のコラムでお伝えします。テレビ等の報道で異常気象の関係で「カーネーションは母の日に間に合わない」との情報が流れていますね。昨日も行政の方々との話の中で「今年はカーネが咲くのが遅れて大変ですね」とのひと言でした。そう云う中での確実な情報をお伝えしたいと思います。 13日未明、当社の元常務であり、現取締役の福岡克之さんがお亡くなりになられました。父の時代から親子2代に渡りお世話になりまして、とくに私が社長就任時には、年齢的に息子みたいな私に指示を受けられ、常務として確実な仕事をしていただきました。定年後も福岡さんの手作り(イカの塩辛、梅干)を「社長が好きだから」といただいてまいりました。本当に可愛がっていただき心より感謝しているところです。これからはお二人の息子さんと一緒になつて、この花き業界を盛り上げていく所存でありますので、背中から後押しをお願いしたいと思います。「心よりご冥福をお祈りいたします。有難うございました。」 |