IndexNo:577:花育活動が盛んです
5日週の切花は、取扱単価は高く、取扱数量、取扱高ともに増加しました。葬儀需要に引っ張られたことと、関東の7月盆での注文が多かったのも要因のひとつでした。昨年の7月は厳しい状況での業務でしたので、今年の単価、取扱高は一昨年並みで7月としては好調な販売ができているようです。鉢物も、ようやく昨年並みでの取引ができてきており、これからの取引に期待をしているところです。 7日に岡山にて西日本花き懇談会が開催されました。各市場の消費拡大についてのアンケートにおいて会が進められました。宮崎を含め、多くの市場が花育での消費拡大を実施しており、行政、JA、生産者、花商さんを交えた団体、または会社単独で開催されていました。また、「花供養」というイベントを実施されている会社・団体もあり参考になったところであります。 当社では、生産者のダイアナグループの皆さんが単独で「花育活動」をされており、当社もバックアップしているところでありますが、ダイアナの皆さんとのお話の中で、私は「毎年、花育において同じ生徒さんを長期にわたって花々に親しんで頂けるよう努力してください」「現状として花々に1回慣れしんでも5年もしますと人間忘れてしまいます。今の生徒さんが20歳~25歳になったときに、その人達に花々を購入していけるように実施してください」と伝えております。私の私見として『業界が花育運動を実施したという満足感では結果がでません。私達花き業界は、花育活動で花々に触れることができた生徒さん等に大人になっても、花々の持つ優しさ、潤いを分かって頂いていくことを忘れずに活動すべきです。そのためには、コツコツそして何度も行動に移すことだと思います。 口蹄疫に関する問題でありますが、終息を前に宮崎市で発生しました。この梅雨の時期での発生に際して、多くの皆様の努力が報われて、一日も早く、「終息宣言」がでますように私たち県民も協力・努力致す所存でありますので県民の皆さん、頑張っていきましょう。 |