IndexNo:581:「社長のコラム」10月から再スタートです。
コラムの開始が10月まで延びましたことお詫び申し上げます。全国の花き業界・異業種の方々から、そして一般の皆様からの再度のコラムをとの要望が多く、これからも毎週金曜日に掲載いたしますので宜しくお願い申し上げます。 9月、下半期の販売も終了して、取扱高は切花115%・鉢物87%・買付128%の成績でありました。切花の115は、7・8月盆と9月彼岸の菊類の品薄状況での高値で取引されて、品目全体がこの相場で底上げされた結果であります。鉢物の87は、4月中旬から7月末までの「口蹄疫」問題で小売事情が大幅に落ち込んだことと、夏場の高温の影響で前年の4割程入荷量が減少したことであります。全体的には取扱高は伸びていますが、2年前の9月~12月で、取扱高が1億近く落としたことを考えれば、喜んでいる場合ではありませんし、気を引き締めていくように営業の社員には伝えているところであります。 この10月より切花の営業体制が若干でありますが変更になります。猪野特販課長が東京へ転勤しましたことで、新しい特販課では、伊東課長、満行君というで体制でスタートすることになりました。また、従来の草花担当も変更になり、新規に小倉(亮)・瀬戸口君と新しいスタッフも加わることになりました。これからの「秋・冬商戦」に向けて皆で努力していきますので宜しくお願い申し上げます。 社員の「尻」を叩きながら頑張るというメッセージが先日の講演会の資料で投稿されていました。社員の「尻」を叩くと云うことが、役員(管理職)の役割だと思ってはならない。私は、何をやるべきか、どのように努力すべきか、なぜ動かなくていけないのかを教えることが大事なことだと思います。決して「自分で考えろ」などとは云ってはならないと・・・。 『顧客の接点』にいる社員を支えていくことが私達上司の責任であるでしょうし、仕事でもあると思います。間違ったレールの上を進んで行くのなら、新しい道を進めるように訂正していくことが大事でしょう。問題発見、解決型の「改善提案」では顧客は満足してくれません。問題発見・解決型から「提案」「チャレンジ型」のプラス志向の管理(上司)で望むべきでなのであります。人を動かすことは本当に難しいことです。しかし、何かを実践しない限り、永久に難しいままだと思うのです。 |