IndexNo:597:「負けられません」

宮崎では、昨日、県内7例目となる「鳥インフルエンザ」が確認されました。幹線道路での消毒作業、産地への立ち入り規制等で県をはじめとする自治体やJA、団体他で懸命な努力をされています。私達県民の為に本当に有難うございます。「口蹄疫問題」で経済も落ち込み、酪農農家をはじめ、ようやく県民一体となってスタートしてきたのに今回の「鳥インフルエンザ」と何故、宮崎なのでしょうか。確かに春を目の前に暖かい気候が渡り鳥や野鳥を呼ぶことは理解しています。でも、発生農場は最新の施設なのに何故、宮崎なのでしょうか。

霧島山・新燃岳の爆発的噴火もご存知の通りです。昨夜12時頃と今朝5時頃にも「ドーン」と云う噴火の音で眼が覚めました。降灰の影響にて県南部が多大な被害にあっています。切花、鉢物、苗物を販売している状況ではありません。全部が灰色に染まり、灰が積もっていきます。生産者の方々もハウスの降灰の除去作業に必死に取り組んでいらっしゃいます。火山灰は水分を含むと固まります。個々は、シャベルやスコップで灰を取らなければいけません。「水」では流せないのです。

尚、今週末から気温が上がる予報が出ています。となると「南よりの風」が吹くようになるでしょう。そうなりますと「宮崎市」の方向に降灰してきます。マスコミで報道されているように高原町をはじめ、都城市の状況も悲惨な状況だと姉達から聞いています。しかし、私達は、まだキブアップしません。ゼッタイにしません。この大きな厚い『自然にできた壁』を皆で乗り越えていきますから。

励ましやお見舞いのメール有難うございます。私は『負けられません』から頑張ります。