IndexNo:599:無題８

先週の切花は、取扱数量で月・金曜で微減、水曜は増であり、取扱高、単価ともに昨年を上回りました。14日のフラワーバレンタインにむけて生花店も努力して頂いています。鉢物は、新燃岳の降灰の影響が強く、取扱数量、取扱高ともに昨年の半分となっていますが、担当を含め、全員で前年並みには戻していきたいと考えているところです。

昨日の降雨で街並みも少しは灰色から普段の景色に戻りつつありますが、県南・県西地区の降灰の処理作業には、時間と労力の過多な日々が続きそうであります。沈静化しつつある噴火の状況は安堵しているところでありますが、今日の水曜のセリでは、数名の花商さんから、購入した商品の花びらに灰が付いているとのクレームが出てきています。これから、降灰の影響が販売面はもちろんのことでありますが、生産体制に於いて、ハウスへの積灰で日照不足による生育の遅れ、商品出荷時の被害等が出てくるもと思われます。市場としても業界の方々へできる限りの配慮を忘れず、集荷・販売を行う所存であります。

追伸　先日のニュースで県内の高校生がボランティア活動で小林市・高原町の降灰撤去作業を行っているとの報道がありました。本当に有難いことです。