IndexNo:611:プラスかマイナスか 好調か不調か ネアカかネクラか どう立て直すか
今週の切花は、2日(月)で全体的に母の日商材は好調に販売はできていましたが取扱高・数量で減少した結果となってしまいました。4日(水)、6日(金)は取扱高、数量ともに前年並みとなっています。また、1週を通して取扱単価は前年比安となっています。状況としてカーネを含む草花・洋花・球根類は好調に販売できていますが、葬儀需要が減っていることで大菊を含む菊類が軟調な取引となっている為に取扱単価を下げた要因となっています。鉢物は、取扱数量で増加、取扱高は減少しましたが、カーネ、紫陽花、洋ラン類と下げなく小甘い取引となっていました。 5月母の日商戦も、ここ宮崎では土曜日が「曇り時々晴れ」日曜日が「曇り」と販売面においては天候に恵まれそうです。ただし、一部のショップの方からは、GWも重なったことと今日から仕事の人が多く、現状では注文受注が昨年より減少しているとのことでありました。しかしながら「まだこれからですよ」との頼もしい頑張りの声もあったのも事実です。今年も母の日当日には、私自身で多くのショップの視察をしていき、売れ筋の調査と景気の動向を直接に眼で見て、耳で聞いて皆さんにご報告したいと思います。 当社の決算も今週中には終わる予定でありますが、不慣れなデスクワークでの仕事の影響か、ここ2.3日腰痛に悩まされています。もともと持病ではありますが、これだけは腰の悪い人にしか理解できないと思うのです。 さて、色々な新聞等で22年度の全国花き市場の取扱高が掲載されていますが、当社は前年比106%の数字(切花109%・鉢物95%・買付114%)でありました。いっけん伸びているように見えますが、リーマンショック前の水準に戻っただけで内容は決して良くはないのです。とくに切花の20年度91%・21年度99%の数字を比べてみれば前期の数字が理解できると思います。 人生は「山あり谷あり」と云われます。誰でも・どんな会社でも、体調のいい時、よくない時。仕事にしても何もかも上手くいく時もあれば、何をやっても上手くいかない時がありますね。このように好不調の波は誰にでもあります。一般的に私たちは物事を明るく考えるたちだろうか、暗く考えるたちなのか・・・。つまりプラス(ネアカ)かマイナス(ネクラ)ということだと思うのです。不調な時にいかに立て直していくか、好調な時にいかにそれを持続できるか・・・と云う営業戦略(経営戦略)を持つことが大事ではないでしょうか。私自身もそれを達成している訳ではありませんが、少しづつでもそれに近づける努力はできると思います。今期23年度は厳しいスタートとなりました。でも何かをすることで、少しでもマイナスな面を断ち切ることはできると思います。頑張ってみます。 |