IndexNo:614:「猛将の下に弱卒なし」

今週の切花は、取扱数量で前年比において増加、取扱単価は下げているものの取扱高は前年並みで推移しています。鉢物も取扱数量・単価ともに前年並みでした。今週は雨が降り続いた影響からか小売事情での「買い」が鈍く、仕事花関係も落ち着いていることから、ほぼ例年並での取引となっています。今年の状況として、暖地物がダラダラと出続けていることで入荷量に大きな減少がないことで相場の方も全国的に回復してこないようです。28日~30日の台風2号も予報では九州に接近することから、風。雨と十分な対策が必要とされますので早めの準備をお願いしたいところです。

私の生き様を象徴するかの言葉があります。「猛将の下に弱卒なし」でありますが、正月の年賀状にもこの言葉を書くことにしまして、お世話になっている方々へのメッセージとして送らせていただいたところです。その後、当社の平部監査役から自筆にて「書」をいただき、現在、社長室に飾らせていただいております。この「猛将の下に弱卒なし」の意味は、「強い武将の下には弱い兵はいない」すなわち「リーダーが強い統率力・決断力・実行力を持ってリーダーシップを発揮すれば、必ずや部下も強く逞しく生きること、実行できる」と云う意味であります。

地方のローカルで零細な会社でも、この「強い気持ち」とそのものを生かすことができる情報力と知識力を持てば、小さいながらも成功していくのではないかと思います。そのためには、準備と資金と決断力(失敗した時に退散できるか)が最重点となる訳です。

失敗や負けと云う言葉は悔しいものですが、失敗したことや負けたことで学んだものは多々あります。考えて実行した結果「あの時にあれをやっておけば良かった」や「力そのものが足りなかった」と反省や次に繋がることがあれば、もう一度立て直して進めばいいと思うのです。最近の子供と若い人達が云う言葉の中に「いや・・・」「もし・・・」「・・・たら」「だって」があります。私自身、その言葉は過ちであると思うのでゼッタイに使わないようにしています。そういう言葉が出そうな時にこそ「歯をくいしばっていく」ことを率先しています。

まだまだ、「猛将」には、程遠いかもしれませんが、真っ直ぐに進んでいこうと思っています。いつか「超」がつくような「猛将」になれれば・・・と思っているところです。