IndexNo:618:経理・総務の皆さんに心から感謝です。
今週の切花は、取扱数量においては前年並みとなりましたが、取扱単価は高く取引され、取扱高も比例して増加しました。菊類は昨年比より単価を下げているものの、バラ・オリエンタル・チース共に入荷量は前年並みでありますが、取扱単価は前年を上回っています。高温の影響で6月末から9月に掛けて全国的に高値で取引された前年と比べて、今年は取扱数量でカバーしていかなければ前年の取扱高をクリアできないので集荷力の向上にハッパを掛けているところです。これに関しては「中値安定」が絶対条件であることを忘れてはいけないと思います。鉢物は、取扱数量は微減しましたが、取扱高・単価ともに前年を上回っています。小売事情において「梅雨時のハンディ」を克服して販売していただいている顧客の皆様に本当に感謝しています。 どんな会社にも、少なかれ「経理・総務」部門があるはずです。もちろん当社にも「経理課」「総務課」があり、8名の社員に働いていただいています。「経理・総務の仕事は毎日の同じことの繰り返しであまり変化がない」と思ったら、その経営者は最悪な・・・・です。経理・総務の仕事は営業や製造等のように直接に手ごたえや完成の喜びはありません。しかし、営業以上に経理・総務の仕事は熟練を要する専門職であり、配属されてから数年間はひたすら知識を蓄え、経験を積んで専念していく職業だと思うのです。会社の全ての動きが数字でわかるようになる面白さもあります。経営者から助言をもらうような社員であれば最高でありますが、それに向かって知識と経験を積んでいけばやりがいのある仕事ではないでしょうか。 会社の大事な取引先や顧客が来社されます。そうすると、いつも最初に挨拶していくのが経理・総務の皆さんの仕事です。そして美味しい「お茶」を入れていただき、顧客に笑顔で出していく、それも会社の重要な仕事です。社長室のテーブルや椅子を毎朝、拭き掃除をしていただいていますが、「お客様を綺麗なところにお迎えする」ことでは本当に大切な仕事だと思っています。営業の皆さんが疲れて事務所に入る。そして経理・総務の人達が「お疲れ様」とお茶を出してくれる。これが会社の運営上、いちばん大事なところではないでしょうか。営業の皆さんは「経理・総務」の皆さんに心から感謝し、おなじく、会社の発展に努めることが、私の想う「経営の根本」と云うことになります。「経理。総務」の皆さん、本当に有難うございます。これからも宜しくお願い申し上げます。 |