IndexNo:621:レディ・ガガから習うこと

今週の切花は、取扱数量は前年並み、取扱単価は11日(月)は前年並み、13・15日は若干の下げ、取扱高は微減と云う数字でありました。高値で取引された昨年と比較しますと健闘しているのではないかと思っています。産地形態も高冷地・他県産が増加して本格的に夏商品の販売になってきました。菊類は単価は若干下げているものの、草花・洋花・球根類と堅調な取引ができています。鉢物は、強含みの取引が続き、先週同様に取扱高・数量・単価共に前年を上回っています。

コラム読者から多くの要請がありました今年の8月盆の状況でありますが、18日頃に接近する台風6号(マーゴン)が過ぎ、その後の情報を収集してからのご報告になると思いますのでご了承ください。今回の台風6号は大型で風の強いものとされていますので、念には念をいれての台風対策を早めにしていただきますようお願い申し上げます。

7月11日放送の『徹子の部屋』でレディ・ガガが大震災後、海外アーティストの来日がキャンセルになる中「理由は判らないけど日本に来ることは全く怖くなかった。ファンへの愛がどんな恐怖心よりも大事、ファンにいつも勇気を貰っている。日本へ来るのを楽しみにしていたし、とにかく助けたいという気持ちがあり、日本が安全であることを世界の人たちにアピールしたいと思った」と今回の長期滞在の経緯を語りました。

震災後4ケ月が経ちました。原発も政治も混迷の中で、私達は、被災地の人達への「普通の暮らし」の手助けができないでいます。この南の地から何かしなければと云う想いはあるものの、「今だからできること」すら、行動できていません。海外のアーティストに想いを語られて、私は「再度、できることから」を始めてみようと思います。