IndexNo:624:15回目の兄の命日

今週の切花は、昨年8月は全体的に品薄相場の影響において高値で取引されたことを比較してご報告致します。取扱数量は減少(昨年は買付数量が増加)、取扱単価は大幅に落ち込み、取扱高も3日間の売り立てにおいて約2割の落ち込みで推移しています。リンドウ・菊類でも出荷遅れが目立ち思うように集荷ができないでいるのが第1週の状況でありました。来週は12日(金)まで売り日があるので厳しい取扱高にはなりますが何とか減少分を最小限に持っていくよう指示しているところです。鉢物は、胡蝶蘭等のギフト商品が堅調に販売されていますので取扱高・数量は増加しています。

8月2日は、亡き兄の命日でありました。あれから15年も経っていることに戸惑いもありますが、兄が亡くなった時の年齢より10歳も歳をとってしまいました。お墓参りには、昨年7月に東京大田花きの大森花きから帰して入社している次男を運転手として行ってきましたが、車中、兄の「勤勉なところ」「私を呼び捨てにしなかったこと」「私の経営の原点は兄にあること」等を話して、過去の市場経営の歴史を教えたところでもありました。次男も話を聞いて「伯父ちゃんが生きていれば今のお父さんも変わっていたかもね」と・・・・。これからも毎年、8月2日には亡くなった母と兄の墓前にお参りして、現況を報告しながら「会社を見守っていて」とお願いしていくでしょうね。母も兄も「墓参りもたまにじゃなくて最低でも月に2回は来なさい」と声が聞こえそうな・・・・気がしてなりません。

お盆情報でありますが、台風の直接の影響(沖縄は9号にて影響あり)はありませんでしたが、真っ黒の雲と雨が続いて気分は落ち込みそうであります。月曜から本来の「夏日」に戻ると云うことで盆商戦も本格的に始まります。大きな壁である8月商戦を会社全員で努力して乗り越えようと思います。ご協力の程お願い申し上げます。