IndexNo:625:H23・お盆商戦

お盆商戦である今週の切花は、前年比として、8日(月)は取扱数量は微減で新鉄砲百合・オリエンタル百合・リンドウ・黄大菊・赤大菊・小菊・SP菊と品薄状態が続き、堅調な取引となりました。10日(水)は遅れていた菊類・球根類・草花類を含め増加傾向の状況で、取扱数量も平年並みとなり、好調に販売できて取扱高も増加しました。12日(金)は取扱数量も前年比150%を超えて全体的に軟調な取引となりました。とくに遅れが目立った大菊・小菊系が固めの入荷となり、単価的にも厳しい状況になりました。今週1週間の取引では、前年比として取扱数量で120%増(遅れ分が今日に集中)・取扱単価は下げ、取扱高は増となっています。しかし、品薄が続いた前年8月初旬から12日までと比較しますと取扱高で減少している現況であります。鉢物は、昨年の段階で休市も考えましたが、他市場が営業しないことを知り営業することにしました。結果的にギフト商品が堅調に販売できたことで、取扱高・単価・数量共に前年より増加した結果となりました。また、買参人・仲卸・荷主の方々もセリ日があったことで「助かった」との評価を得ることができたことは良かったと思っているところです。

今日から小売商戦が始まります。花商の方々の頑張りで私達「市場」があります。みなさまの販売のご苦労に対し、感謝・応援を申し上げ、良い成績が残せますようご祈念申し上げます。「頑張ってください」

昨日のテレビで東北地域の花火大会の報道がありました。「復興と追悼の花火」と云うことで、涙が出て止まりませんでした。お墓参りも墓石自体が倒れてそのままになっていました。ある婦人が墓前で「もうしばらく待っててくださいね。もう一回お墓もキレイにしますから」とお参りされてました。私達は当たり前の如く生活しています。私たちの当たり前を東北の皆さんにも「早くおなじ気持ち・生活にしてあげましょう」その為には、再度皆で協力していくことが大事なことだと思っているところです。

来週の「コラム」では、私自身がスーパーに買物に行って実践した「お客様へのサービス」を書きたいと思っています。これは「顧客側からみた要望あり」という「眼に見えないサービス」の一環として3ケ月前から営業社員全員で行動していることです。このことは、特に自慢していることではなく、皆さんも実践していくことで会社と個々の評価が上がれば「お得」なことだと思っています。