IndexNo:635:みやざきJA花き協議会の「婦人研修会」に参加して

今週の切花は、取扱高・数量ともに前年比増となりました。しかし、先々週から続いてきた単価高も17日売後半から徐々に値を下げはじめ、19・21日と前年並みとなりました。宮崎では2日前から大雨が続き、週末の小売事情にも影響が出そうな気配です。10月も残り1週間となり、ここが踏ん張り時のようです。鉢物は、秋苗の野菜、花苗と堅調に販売されてセリ時の流れも良く、第2四半期までの好調な販売がこれからも続きそうです。

先週のコラムにて、刺身のパック・野菜のカット野菜の売り方が及ぼす影響について、全国の方々からメールをいただきました。三重県と鹿児島のスーパー経営者の方・静岡県と和歌山県の鮮魚店の方から「賛成」意見をいただき、メールにて、今後の販売のあり方等の意見交換をしているところであります。また、花き業界からも様々なご意見をいただき有難うございます。あくまでも私の「私見」として、コラムに掲載いたしましたし、すべての「売り方を否定していること」ではありません。ただ、最終的に「この問題が、何故そうなったのか、原因のひとつ」としたら、他の業界は参考にすべきと思ったからです。これからもご意見をいただきたく思っています。

今日の午前に「宮崎県JA花き協議会・女性研修会」に出席し、「県内の花き生産・流通状況について」お話をさせていただく機会がありました。出席された約70名のご婦人の皆様に「県内産31%・県外産44%・輸入物25%にの現状について」「商品物流の現状」を説明し、「宮崎は元気な市場が多い」「県内産の入荷が減少している品目の出荷要請」「是非、市場に来て、同一商品を手に取り、観て感じてください」等の意見を述べさせていただきました。また、生産者の方々の「消費拡大運動」については、予算・人・物を付けていくので一緒に頑張っていきましょうともお伝えしてきました。参加されていた方々も、私の意見に対し、ずっとメモされており、何かを勉強し習得すると云う基本の姿勢を感じとることができました。同じ「県」に生きる者として、業界もまだまだ「発展」していくと確信した、今日の研修会であったと思います。