IndexNo:644:Xmas・年末商品情報 VOL1

本日の松市の為にコラムの掲載が今日になりましたことお詫び致します。

今週の切花は、月・水曜と取扱高・数量共に増加、金曜日はほぼ前年並みという結果となりました。取扱単価については前年比高になり、バラ・カーネ・オリエンタル百合のP系、黄系・一部草花系を含む大菊類は好調に販売できているようです。オリエンタル白系・草花類は軟調な取引が続いていますが、前年並みでの取引ではあるようです。鉢物は、花苗物の入荷量が増加しましたが、もちあい相場での取引となりました。また、シクラメン・ポイン・シンピとXmas・年末商品は強気配での取引が続き、来週の市も期待ができそうです。

さて、Xmas・年末商品(23日以降)の状況でありますが、バラを含む洋花・草花類は前年と比較して減少傾向となり、球根類は開花が進んでおり減少、ただし年明け部分が年末に来るようだと、1月初頭が激減するようです。鉄砲(白)百合は3F以上が激減、2Fも今の(寒さが続かず)状態が続くのではあれば減少傾向にあります。菊類では、大菊白がほぼ前年並みの入荷予定、黄系は県内産で前進傾向(カジュアル対応可)、福岡・熊本・鹿児島産はほぼ前年並み、大菊赤は減少し、福岡産は前進。沖縄の小菊類・黄大菊は、6~7日と沖縄に出張(視察)しまして、状況として昨年と比べても品質も良く、平年並みでの入荷が見込まれそうです。

今回は、「太陽の花」様の35周年感謝の夕べに参加させていただきました。沖縄の産地の取り組みとして、生産体制を進化し続けること、そして育種・原苗管理・作業効率のアップも図られており、沖縄県の「花々に対する生産・販売の確立を目指す」ことが目標とされ、実践・努力されていました。

今日の「松市」では、カラゲ松が減少(2.5万本)した分の取扱数量となり、取扱単価は前年比高となりました。昨年と比べますと、中級クラスの商品が好調に販売でき、上位クラスも強含みの取引となりました。来週は、「企画市」が開催されますが、千両は入荷量が減少することとなり、とくに上位等級品が激減傾向にあります。地元産も昨年比60%台の入荷となり、全国の市場同様に頭を悩ませています。金銀カール・梅類・他はほぼ前年並みの入荷となりそうです。尚、千両に関しては平等を記するために「相対規制」を取らさせていただきたく思いますので宜しくお願い申し上げます。

上記の報告に関しては、今後の天候・気温に影響されて予想に反する場合もありますのでご了承ください。