IndexNo:645:年末商戦突入へ
今週の切花は、12日月曜日で堅調な取引ができ取扱高・単価・数量共に前年比を上回ることができましたが、14(水)・16日(金)と取扱高・数量共に減少することとなり、大菊・小菊類、オリエンタル系が弱含みの取引となりました。また、SP菊・バラ・チース・ガーベラと堅調な取引ができた品目もありました。とくに16日(前年は17日)の金曜日の入荷量で比較しますと大菊だけで5.5万本の減少となったことが取扱高・数量に響いてきているものと思われます。これに関しては、昨年は20日〜28日までに買付取扱数量だけで50万本を超えていること、今年は、委託売上増の計画のもとに前年比55%減の買付(産地委託生産)を推移していますし、委託(セリ・相対分)は確実に数字が伸びるので当初の計画通りに行動していこうと思っています。ただし、取引先からの注文分は従来のとおりとなります。 17日は千両・梅・南天・塗り物の「企画市」が開催されました。とくに千両に際しては、全国の市場で云えることでありますが、昨年の3〜4割減の入荷となり当社でも高値での取引となり、相対注文すら満足に供給できない事態に陥り、セリ場にいらしていただいた買参人の方々を含めご迷惑をお掛けしました。当社としましては、23日(金)にセリ場への再上場を予定しており、何とか顧客への対応をしていく計画のもとに、私自からで今日の深夜から電話連絡にて荷物を集めている状況です。「企画市」の取扱単価は前年比3割高で推移し、顧客の皆様に十分な供給ができなかったことお詫び申し上げます。 先週のコラムに書きました「年末商品情報」でありますが、多くの皆様から「年明け用の商品購入時期について」お問い合わせがありました。菊類に関しては23〜26日、洋花・草花・球根類は19日〜28日と随時購入していくことをお勧めしたいと思います。菊類は28日の入荷が減少(前進傾向)する恐れ(晴天が続けば年明けがずれ込む予定)があるので、今からでも各市場の担当者に相談されることがいいでしょう。この情報はあくまでも南九州の産地のものであり、国内全域で云えるものではありませんが、ほぼ間違いないものと思います。 12月28日は亡き母の誕生日です。毎年のようにお墓参りに行かなければと思っていますが、年末の忙しさのあまり、ここ何年か足を運んでいません。今の私の忙しさを天国からみていたら許してくれるものと勝手に判断しています。厳しかった母も亡くなって10年が経ちました。天国でいけ花の先生とお話しながら、正月用の「いけ花」でも組んでいるのでしょうね。 「天国のお袋・兄貴へ」 辛いことも苦しいこともいっぱいありますが、みんなが支えてくれています、そして皆さんから支えていただいています。「魚」は水の中でしか生きられません。「人」は人の中でしか生きられません。「人」っていいですよね。みんなが「好き」でいてくれたら「花々はもっと売れるかも」なんて・・・・・。本音ですが、これからの2週間が不安でたまりません。でも一生懸命に努力して頑張ってみます。結果はそのあとですよね。お袋、失敗しても「塩の辛さはなめてみて」だよね。兄貴、自分で決めたことを「前へ・前へ」そうだよね。やってみるよ。見てて。 |