IndexNo:658:年度末を終えて
今週の切花は、苦戦を強いられた昨年同期と比較すると、取扱数量は増加し、堅調に販売できたことで取扱単価も高く、取扱高も大幅に計上することができました。昨年の自粛の流れが多かった離任式や卒業式での花束等の注文が増加したことの結果ではないてじょうか。ただし、一部高校の卒業式では花束NGと言う所もあり、何故NGなのかということを突き止めていくと云う今後の課題も残りました。これに関しては、直接にお話を聞いていこうと思いますので、また、ご報告したいと思います。鉢物は取扱高・数量・単価共に前年並みの数字となりました。これから気温も上がり、街並みの苗物も綺麗に花々を咲かせて、小売事情もこれからの春植えシーズンにむけて準備万端のようです。 3月末そして3月単月の取扱高についてでありますが、3月単月で前年比、切花131%・鉢物95%、合計の121%となり、一昨年を上回る数字を残せました。23年度累計では、切花102%・鉢物101%・買付89%となり合計の102%弱と云う結果になりました。今期の計画であった買付を減らして、委託商品を販売するという計画は達成できました。 今後は、24年度に変更する機関・セリ・Webシステムに向けてでありますが、ネット(Web)取引においては、今までになかった新しい販売の方向で検討中であります。これが完成したら、地方市場でも大型市場に負けない販売のあり方を構築できると思います。顧客の皆様も安心して仕入計画ができますし、荷主側もより安定した価格での取引ができるものと確信していますのでご期待ください。 |