IndexNo:660:弊社システム変更について

今週の切花は、大菊類の高値が続いた取引も一段落して、ようやく通年並みの状況になってきたようです。私は、12.13日と大分への出張と重なりセリ場での流れは把握していませんが、担当者からは軟調な状況での取引となったようです。一昨年、昨年と比較して取扱数量は微増、取扱単価は高く取扱高も増加しました。今週から月末までが、例年であれば販売が低迷してくる状況でありますが、今年は需給のバランスが良い取引ができているので、大きなくずれなく販売ができそうな気配であります。鉢物は、取扱数量、取扱高は減少したものの、取扱単価は依然として高い状況であります。母の日商戦にむけて担当者も出張の連続で頑張ってくれています。

2004年からスタートし、10年目を迎えた当社の機関・セリ・Webシステムでありますが、今期に変更しつつ、17日に3社のプレゼンが開催されます。今回はWebシステムの変更でもそうでありますが、購入側が商品等も現物を確認でき、より買い易いセリシステムに作っていき、「県内の物は県内で販売できるよう」を目標にして荷主(生産者)の皆さんにも協力をいただいて、『確実な供給』『確実な販売』の確立を目指していくよう努力していく所存であります。セリシステムに於いては、多額の資金を必要とする機械セリではなく、現状の表示(手セリ)を活用したものを導入して、せり場で買参人・仲卸の皆さんが公平に購入できる仕組みであればと思い、これから構築していく考えであります。また、顧客からの注文等で欲しい商品も価格入札において必ず購入できる西日本で最初のシステムを考えているところです。導入は年内もしくは年明けの予定ではありますが。ご期待願えればと思っています。どうぞご期待ください。