IndexNo:674:Web(ネット)販売について
今週の切花は、10日月曜日は取扱数量が増加したものの、12.14日と減少しました。単価は昨年より上昇しましたが、思うように取扱高は上がらずに前年並みという結果に終わりました。秋彼岸商戦中ではありますが、16日未明から17日にかけての大型台風16号が気になるところですね。今回の台風は、強力な「風台風」で生産者の皆さんには充分な対策を取っていただきたいと思っているところです。また、吹き返しの風にも注意です。鉢物は、取扱高・数量で前年比減となりましたが、流れはよかったので来週以降に期待しているところです。 九州の花き市場では、Web(ネット)販売が確実に増加しているようです。当社は2004年から西日本の市場で最初に開始し、10年が経ちましたが、当初は、販売と配送等の問題の「壁」にぶつかり、それを乗り越えると「次の壁へ」の繰り返しの中での販売でありました。ようやく、当社の3days flower net serviceも起動に乗り、次のステップをと考えているところです。K県の市場では10月から新しいWeb(ネット)販売がスタート(従来システム?)して、そのWeb(ネット)に宮崎市内の花き市場も乗っかっての販売を開始していくとのこと。また、兄弟市場の都城園芸花市場も鹿児島の2市場。大分の市場も、Web(ネット)販売が増加しているとのことで、花き市場の主流もセリ販売→相対販売→Web(ネット)販売へと変化しつつあるようです。 では、県内の生産者と県内の生花商さんとの間で仕事をさせて頂いている宮崎中央花きでは、どのような対応・対策を今後とっていくのかがボイントとなりますね。今は、「生産者の皆さんがコストを掛けずに全量出荷していただいて、それを販売していくこと」、そして、「生花商の皆さんが必要な時に必要な商品が確実に購入できる」と云うことをテーマとして、新しいシステムづくりを考えております。このことは今月までに、新システムでの販売の方向性が定まり、来年4月のスタートを目標とした「新しい販売システム」を構築していく所存であります。西日本の花き市場にはない、新しいシステムでの販売戦略の概要に関しては、11月下旬に発表できると思いますのでご期待ください。 |