IndexNo:676:更なる営業で「動く」

今週の切花は彼岸明けの取引となりますが、取扱数量は増加したものの取扱単価は下がり、24・26日は前年比で取扱高増、28日は前年並みという結果になりました。県内を含む九州管内では台風の影響も殆どなかったようですが、沖縄、離島では被害が出ているようなので明日にでも確認の連絡をしたいと思っています。鉢物も取扱数量が減少しており、取扱単価は高く前年並みの結果となりました。

今期第19期も第2四半期(半期)が終わろうとしています。半期決算になる訳でありますが、販売面では取扱数量・取扱高共に伸びてはいますが、それらを伸ばすことに関しては、それなりに経費は掛かります。これからの営業利益の分岐点を上げることが課題となるようです。今期、今までの営業戦略を検証していくと、社員の皆さんが頑張って働いてくれているので、半期での目標値は予定通りの成績となっています。次に控える「更なる営業」の為に、会社全員で努力・行動していかなければ、衰退してはずです。会社全員の頑張りに期待しているところです。

今までの営業に思うことがあります。売り日(月~金)、切・鉢、それに関わるWeb(ネット)販売・相対・セリと販売の仕方と毎年、毎月、毎日と同じことを繰り返していますね。当たり前のことを当たり前のように販売していく、その当たり前のことを変革したり、崩してやったとしても、最初は微量の取扱いであり、切花・鉢物担当との意見の食い違いや個々の営業活動にも響くので、あまりやりたがらない、やれないと云うのが花き市場の営業行動の現状のようです。そのことを踏まえて、市場の「更なる営業」を進めていくことで、現状のお客様に「儲かっていただく」には、皆様のご意見を頂きながら、考え、行動していかなければ、いつまで経っても同じ応えになって発展しないと思っています。