IndexNo:690:やはり、『前へ、前へ』

今週の切花は、前年1月第2週比として取扱数量は増加・取扱単価は高く堅調な取引ができました。菊類が入荷減少しての品薄高で推移しており、草花類も強含みの取引となっています。成人式用に期待したバラ系は前年と比較してみると弱気配での取引となり、要因として今年は、正月3が日に地元で「成人式」を済ませている市町村が増えて、宮崎市以外地域の花商の注文・購入が減少したことがあげられるようです。球根類は初市から弱含みの取引となっていますが、これからの入荷が減少傾向にあるので、来週からは強気配での取引となりそうです。鉢物は取扱数量・単価共に前年を上回り、好調な取引ができています。尚、鉢物担当の社員提案による花商・市場との岐阜、愛知への産地・市場研修も企画されており、多くの皆様にご参加いただければと思っています。

新しい年を迎え、今年の私見を述べさせていただきたく思います。『経営とは変化への対応である』まさにそのとおりで、変化に対応できない企業は衰退し、破滅していく。生き残り、成長していく企業は、みごとに変化に対応しています。この違いは、業界の状況をみてもはっきりと出てきます。企業は個人の集積であります。個人が変化に対応できなければ、会社もまた世の中から取り残されることになります。まず、ひとりひとりが自分を変えていかなければならない。と同時に経営者の立場にあるに私には、部下を変化に対応できる人間に育成すると同時に組織そのものも変化を先取りできるものにしていく必要があります。その責任を私が負うことは勿論でありますが、思案・行動・実践・成果・結果をそのことを強く推し進めていくも、私の使命だと思っています。

4月1日からの新システム稼動に対して、期待は多いにありますが、不安も確かにあります。買参人の方々の中には、Web(ネット)環境がある方、そして今後の課題である、その環境もない方々、セリのみで購入されている方々、私を小さい時から可愛がってくれて、いまではお歳を召された方々への対応をこれから2か月の間に解決していく、そして次への世代を対応、対象とした営業の進め方を決定していく。今年の私の背中には、過去17年に経験したことのない「重い決断・責務」が乗っかっています。正直、苦しい、辛いけれども・・・・・・やはり『前へ・前へ』なのです。