IndexNo:696:3月彼岸「菊類」情報そしてみなさんに感謝です。
システム構築の関係でコラム掲載が遅くなりましたことお詫び致します。 先週の切花は取扱数量は増加したものの、取扱単価は厳しい状況が続き、取扱高も減少することになりました。2月のこの温暖な気候が続いている影響からか、生産者側に視点を移すと草花・洋花の入荷が増えていることで、3月彼岸・明け(3月末まで)の出荷が前進傾向にあることも間違いないようです。鉢物は前年2月3週比として入荷数量は増加して、取扱単価は変わらず、取扱高は増加しています。2週連続で取扱高が減少している切花と3週連続で増加している鉢物と比較はできませんが、切花の堅調か販売ができるように努力していく決意です。 3月彼岸の入荷情報でありますが、今回は、菊類の情報をお知らせしたいと思います。草花・洋花類は天候・気温で大きく変わってくるので今週末にご報告できればと考えています。大菊系で、白大は沖縄・鹿児島・長崎・県内産が主体となれますが、沖縄・長崎産は通常通りの入荷、県内産はやや減少、鹿児島産は12日から18日の出荷分の芽摘みができないでいる関係で遅れまたはダラダラの入荷となりそうです。黄大は沖縄・熊本・鹿児島・県内産が主体ですが、沖縄は通常通り、その他は作付けが減少しているので入荷量で期待薄、小菊系は沖縄産に頼ることになり平年並みの入荷、SP菊は鹿児島・マレーシア産が主体となりますが、平年並みの入荷となりそうですが、小菊・スプレー共に白系がやや減少傾向にあります。 全体的に3月初旬は平年並みの入荷となりそうですが、中旬以降に白大は彼岸供給期の13日~20日に減少傾向であり。黄大はやや入荷減なので下級クラスの仕入には早めの対応、そして2L品の上級クラスの仕入も注意(品薄高の取引予想)が必要かと思っているところです。 新システム関係では、機械セリ(ipad)で心配しましたのが、高齢の買参人の方々が、反対もしくは、協力していただけないのか不安でありましたが、先日に70代女性の方から「子供や孫がパソコンすればボケもなくなるからやってみれば」と云われたとのこと。その方から、「社長頑張ってみるからちゃんと教えなさいよ」と云われました。会社側からの勝手な要望で機械セリ・ネット(Web)販売・先行入札するのに、通信料やipadやケア代金(2年間で8800円)をいただく訳にはいかないと250台購入を決めた経緯かあります。これから花商さんを全て訪問して、通信環境を調査して対応をしていきますが、年配の方々からもご協力をいただくことが私の後押しになりそうです。今まで不安でいっぱいいっぱいでありましたが、何か元気に前へ進めそうです。「皆様に感謝です」 |