IndexNo:708:さくら咲く。そして母の日の問題点あり

先週の切花は6・8日で取扱数量は大幅に増加し取引も好調に販売できました。取扱単価も昨年比10円以上アップしており取扱高も大幅に増加しました。10日(金)では、取扱高・取扱高共に前年並みの取引となり強気配での取引が1週間続いたところです。鉢物は、先週に相対分を計上したこともあり、取扱数量は減少し、カーネは品薄高での取引となり、草花・苗物ともに堅調に販売できていましたが、ラン類だけは入荷数量が多かったせいか、軟調な取引となりました。

母の日商戦でありますが、今年の販売状況は良かったとのことで一安心しているところであります。先週のコラムで書きましたように、コンビニを含め「母の日のアレンジ」を3社分購入しました。A社の商品は、価格2500円であきらかにバスケット内の水が臭くて花もNG。B社は3000円で輸入品を使用しての商品でありましたがOK。C社は3000円でバラとカーネの混合であましたが、バラはシミあり、カーネはOKでした。3品共に葉物は使用してありますが、オアシスは丸見えの状態であり、あきらかに素人が差した商品でしょう。花屋さんの商品と比較してもデザイン性、花持ち等に「かなりの差」があります。エンドユーザーが購入して「お母さん」にプレゼントして、どのくらい日持ちするのでしょうか?こういう現況が続くと「花以外で・・・」ということにならないのか将来が心配です。是非、業界で取り上げて欲しいことであり、第2のガーディニングにならないようにしていかなければいけません。

2010年に宮崎県で口蹄疫、鳥インフルエンザ・新燃岳の爆発的噴火で大きな被害が出ましたこと、皆さんご承知の通りです。あれから3年が過ぎ、県民の皆様の辛抱と河野宮崎県知事、市町村長をはじめとする行政の努力によって復興されて新しい「夢」へ向かって力を合わせ頑張っているところです。ここで忘れてはならないこと、それは県内外からの寄付金と支援です。そして県内外の警察・消防・自衛隊の皆さんのお力をお借りして、ここまで来たのも周知の事実であります。

その中で、口蹄疫発生時にいち早く寄付をしていただいたスポーツ選手のこと覚えていますか。その方はプロゴルファーの『横峯さくら』選手だったこと。横峯プロの誰よりも早い支援のお蔭で多くの支援行動が始まりました。本当に感謝です。その横峯さくらプロが今月4日に千葉県市原市の鶴舞カントリー倶楽部で開催された、2013年度LPGAツアー第9戦『サイバーエージェント レディスゴルフトーナメント』で通算10アンダーで逆転優勝して2011年6月の『リゾートトラストレディス』以来、1年11ヶ月ぶりの勝利を収められました。このことをテレビで観て嬉しく感動した県民は多かったことでしょう。これからも優勝へむけて頑張って欲しいものですね。ありがとう『横峯プロ』。