IndexNo:715:新しいものはiPadセリだけではありません。

今週の切花は、前、後半では雨が続いたものの、前年比で取扱単価は高く、取扱高、数量共に増加となりました。鉢物は取扱数量で微減、取扱高・取扱高共に前年比増となっています。何度もお話しますが、昨年の6月、7月と最悪の結果なので、今期は前年比120%以上上乗せしなければ計画通りにいかないと判断しています。今週から7月に入ります。努力の結果はどう出るか・・・。

新しいシステムも問題なく作動して、買参人の方々も慣れてきたのか、iPsdをセリ機だけではなく色々なツールとして使用されているようです。最近は、iPadで印刷できるプリンターを購入したいとの要望が多くなっているのも事実ですね。お勧めとしてCANONのMG6330(15000円前後)がよろしいかと思います。別にCANONかとお話している訳ではありませんが、初期設定がしやすいこととインクが独立式なので色別に補充できる利点と印刷スピードが速いこと、何よりも故障時に分解して修理が安易にできることでしょうか。ノートPC、デスクPC同様に故障したら持って来ていただければ修理は可能です。

iPadによるセリも視察が増えて、週に3組~5組はお見えになっています。見学用のiPadも用意していますし視察される方々も学習できるはずです。興味を持っている業界の方がいらっしゃればご連絡いただけばと思います。私がiPad以上にお勧めしているのが「アンドロイド端末のスマートフォンによる相対・先取処理、バーコードリーダーと組み合わせて使用するセリ時の荷出し・検品処理、そしてWi-Fiを利用しての画像処理が安易にできる端末と多くの機能を持っていることで、従来のメモ書きによる情報の伝達のミスの多さを完璧にクリアできることとなりました。入荷も販売も『確実な情報の共有と処理』がお客様へのサービスと同時に会社にとって最も大事な分野であることは間違いありません。

私が望んでいた『端末から端末の情報発信』がこれからの市場物流に対しても大事なツールとなるはずです。AさんがBさんに直接手渡しするメモは入力まで時間が掛かりますし、読み取りの段階でミスもあります。端末から赤外線やメールで直接発信できれば間違いなく担当者同士の正確な「情報伝授」ができます。このことが物流の最終地点までの「情報の共有」ができれば絶対に間違いないはずです。このことを推し進めていく、それが私の考える「いつでも・どこでも・確実に」なのです。